死後の世界を認めるケンブリッジ卒の才女の元に心霊体験談が殺到! 最も不思議な4つのエピソードとは?
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死後の世界は存在するのか? 誰もが一度は考えたことのある問いに、実体験をもとに「存在する」と答える人々が存在する。
イギリスでは昨年末に出版された死後の世界にまつわる本「Answers From Heaven」がベストセラーになっている。著者の一人テレサ・チャン氏は英ケンブリッジ大学で神学と英語の学位を取得した才媛で、超常現象や死後の世界、スピリチュアルなどの専門家である。
この本は大きな反響を呼び、読者からは死後の世界にまつわるたくさんの体験談が集まったという。その中のいくつかを、今月22日付の英「Daily Mail」の記事からご紹介しよう。
画像は「Thinkstock」より引用
■出産を見守ってくれた父
スコットランド在住のジェーン・ドーソンさん(49)は三人目の子供を出産した時に、その三カ月前に死去した父親を見たという。長時間に及んだ難産の終盤、ジェーンさんは突然、父親のエネルギーが分娩室に満ちたのを感じ、思わず「神様、父はここにいます」と叫んだという。そして、その直後に赤ちゃんが生まれたそうだ。ジェーンさんは父親が死にかけている自分の願いを聞き入れて現れ、側に寄り添ってくれたのだと思った。
ジェーンさんが自宅に帰ると、そこにも父親の気配が残っていた。そのことを示すように、彼女の靴の中には何度もコインが現れたそうだ。また赤ちゃんもその気配を感じていたようだったという。ジェーンさんはこの経験のあと、死後の世界の存在を確信するようになったそうだ。
画像は「Thinkstock」より引用
■死んだ母の顔を見て卒倒
イングランド北部にあるボルトン在住のバーバラ・ワーフェさん(74)の義理の母イーディスさんは生前、死後の世界にたどり着いたら教えてあげると話していたという。
イーディスさんは1964年に亡くなったが、その葬儀の後、バーバラさんは突然氷のような冷たさを感じたという。すると突然、壁に掛かっていた絵が飛び出して、1メートルほど先に落ちた。彼女のちょうど向かいにいた夫は「お母さん!」と叫んで卒倒したという。壁には絵を掛けていた上向きに刺した釘が残っていて、どうしてあんな風に飛び出したのかよく分からないとバーバラさんは語っている。
■ベッドサイドのランプが……
ノーフォーク州ゴーレストンに住むソニア・マッケットさん(64)は37年間連れ添った夫を2010年に亡くした。夫婦のベッドサイドには夫の希望により、タッチで光量が変わるライトが置かれていた。
夫が亡くなって数ヶ月後、ソニアさんがベッドに横たわっていると、使っていなかったベッドサイドのライトが突然点灯した。みるみるうちに明るさは最大になった。三回タッチしなければこの光量にはならないはずだった。
ソニアさんは大声を出した。「分かった、あなたが私に話したいのは分かったけど、今はちょっと怖い」それ以降、ライトが誤作動することはないというが、ソニアさんは亡き夫が自分を安心させるために明かりを点けたのだと信じている。
画像は「Thinkstock」より引用
■娘を励ます亡き母の声
マン島に住むリンダ・サリバンさん(51)は、子供の頃から死後の世界を信じていたそうだ。彼女は8歳の時、頭上にこう呼びかけた。「あなたが本当にいるなら、姿を見せて」すると霧のようなものが現れ、男の姿になったという。すっかり怯えたリンダさんは「どこかへ行って!」と叫んだそうだ。
それからしばらくして、リンダさんは天井に現れた顔が兄に似ていることに気づいたという。彼女にはもう一人、死産した兄がいた。あれは自分の兄だったのかもしれないとリンダさんは考えている。
また、リンダさんは三番目の子供を出産した時に出血多量で死にかけ、その時に「まだあなたの番じゃない」という亡き母の声と頭上に浮かぶ球体を見たという。母親の声はその後、リンダさんが離婚でうつ状態にあったときにも再び現れ、寝込んでいた彼女を励ましたという。
■死後の世界は存在するか?
臨死体験を科学的に検証・研究するプロジェクト「Aware」の責任者である米・ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校付属病院の医師サム・パーニア氏は、これまでの研究の中で、心停止中の人々にも意識があり、確かに独特の体験をしていることを明らかにしている。とはいえ、臨死体験は死にかけた人の意識に何かが起きていることを示しているだけで、死後の世界が存在する証拠とはならない。
死後の世界は存在するのか? そんな問いを抱えながら死んでいくのも、また一興であろう。
(編集部)
参考:「Daily Mail」ほか