ドラゴン　消費税TPPコスト　痴呆病気薬害　徴兵制中国侵略慰安婦　明治天皇　秦氏熊野　樹木与沢

現在まで続いてきた秘密結社・八咫烏は、賀茂氏（忌部氏）によって構成されています。このうち、トップ三人のボス（三羽ガラス）のことを「大烏（おおがらす）」、あるいは「金鳥（きんう）」と呼び、「裏天皇」とも称されています。（一説には、実質的な世界支配者であるとも言われています。）

なお、先ほど登場した金鵄の正体は秦氏であり、一方、八咫烏を構成する賀茂氏は、秦氏の支流にあたるそうです。この賀茂氏は、安倍晴明を始めとする土御門（つちみかど）家とともに、「表の陰陽師」として君臨してきました。こちらは「五芒星（セーマン）」を用いるそうです。

これに対して、「六芒星（ドーマン）」を用いる「裏の陰陽師」も存在しており、こちらは秦氏によって組織されているそうです。この組織のことを「漢波羅（かんぱら）」と言います。漢波羅・・・すなわち「生命の樹」を真髄とする「（ユダヤ教神秘主義の）カバラ」の使い手集団であるということです。さらに、この漢波羅のトップのことを、「金鵄」と呼ぶのではないでしょうか？


【長篠の合戦時、織田信長の本陣に現れた漢波羅三人衆（「長篠合戦図屏風」より）】

【主祭神の家津御子大神が祀られている「證証殿」】
古代の日本において、秦氏はこのカバラを使って、日本全土にさまざまな国仕掛け（神々の封印）を施していったと考えられます。この封印を解かないことには、ミロクの世を実現させることはできません。では次に、この「秦氏」について考えてみることに致しましょう。

秦一族は、古代中国に興った秦帝国から、朝鮮半島の新羅（秦韓）を経由して、古代の日本に渡来してきたと言われています。主には、縄文時代、弥生時代、飛鳥時代と、三回に渡って渡来してきたそうです。



秦氏と言えば、神社境内に「三柱鳥居」を建てたことで知られています。


これは、東京の「三囲神社（みめぐりじんじゃ）」境内にある三柱鳥居です。現在では財閥として知られる三井家は、享保年間に、三囲神社を江戸における守護社と定めたそうです。

上の写真には、「三角石鳥居。三井邸より移す。原形は京都・太秦 木島神社（このしまじんじゃ）にある」と書かれています。木島神社（木嶋坐天照御魂神社）は、別名「蚕の社（かいこのやしろ）」とも呼ばれ、境内には織物の始祖を祀る「蚕養（こかい）神社」が建立されています。

木島神社がある嵯峨野一帯は、かつて秦氏が製陶（せいとう）、養蚕（ようさん）、織物などの技術を広めたことで知られています。つまり、この神社がある「太秦」という地名からも分かる通り、木島神社は秦氏と極めて繋がりの深い神社なのです。なお、この神社の境内にも、三柱鳥居が建てられています。

「三本足の八咫烏、三囲神社、三柱鳥居、三井家」・・・秦氏と関係が深いキーワードの中には、「三」という数字が入ることが多いようです。これは、原始キリスト教の「三位一体（父と子と聖霊）」から来ているものと推測されます。秦氏は、イエスの１２使徒「エルサレム教団」の流れを汲んでいるのでしょう。

ここで私見ではありますが、この三柱鳥居は、秦氏が何かを封印した場所を示す暗号であると考えています。では一体、秦氏は何を封印したのでしょうか？

中山市朗氏の著書『聖徳太子 四天王寺の暗号』によりますと、木島神社の三柱鳥居は、「稚産霊神（わくむすび）、保食神（うけもち）、倉稲魂神（くらしねだま）」の三柱の神を表しており、この神はいずれも五穀豊穣の神「宇迦御魂之命（うがのみたまのみこと）」、あるいは「稲荷神」のことです。この神は、素盞鳴尊の御子神とされている神です。

ちなみに、稲荷神社は秦氏が建立した神社として知られますが、「稲荷（いなり）」の語源として、イエス磔刑時の罪状版に刻まれた「INRI（いんり）」から来ているとの説があります。


【「INRI」とは、「ユダヤ人の王、ナザレのイエス」を意味する】
イエス・キリストも素盞鳴尊も、人類の罪を背負って処刑された「贖罪神」という共通点があります。秦氏が『古事記』の編纂に携わった際、日本古来の神である素盞鳴尊を、自分たちが主とあがめるイエス・キリストとダブらせたのかもしれません。やはり、秦氏が封印したのは、素盞鳴尊と考えてよさそうです。