Indeepさん最新も、マニアにはもう有名な音療法ですが。
薬物副作用の西洋医学に、怪しいサプリカルトで散財するより、遥かに、健全な感じですかね。
5000年前から「ソルフェジオ周波数」を駆使していたかもしれない古代人:イタリアのハル・サフリエニ地下墳墓で見出された正確な周波数の共鳴が鳴り響く完璧な設計の部屋
▲ 2014年6月16日の PHYS.ORG より。
音による「治癒」の可能性とは
ハル・サフリエニの地下墳墓 - Wikipedia
ハル・サフリエニの地下墳墓は、マルタ島のパオラで発見された、紀元前2500年頃に遡る地下構造物である。
本来は宗教上の聖域として作られたと考えられているが、先史時代の内に共同地下納骨堂に転用された。これは世界で唯一の先史時代の地下墳墓である。
今回は古代の遺跡の話なんですが、タイトルに書きました「ソルフェジオ周波数」というような耳慣れない言葉とも関係するかもしれない話でもあります。私が「ソルフェジオ周波数」なんて言葉を知ったのは、つい最近なんですが、これはどんなものかというと、たとえば、「トラウマ解放からDNAの修復まですごい作用を持つ音ソルフェジオ周波数」というページには、以下のように説明があります。
「ソルフェジオ周波数」とは聖ヨハネへの賛美歌などに代表されるグレゴリオ聖歌などに使われていた音階のことだそうです。その音は、特定の周波数を発し、物質と意識に働きかける効果があるそうで、DNAの研究者であるレオナルド・ホロヴィッツ博士の著書にも詳細が書かれているとのこと。欧米でもヒーリングに利用されているそうです。
ということで、それによると、たとえば以下のような効果があるのだそう。
Hz (ヘルツ)は、音の周波数の単位で、数値が高いほど、高い音になります。
・ 396 Hz・・・トラウマ・恐怖からの解放
・ 417 Hz・・・変容の促進
・ 528 Hz・・・DNA の修復
・ 741 Hz・・・表現力の向上
・ 852 Hz・・・直感力の覚醒
・ 963 Hz・・・高次元、宇宙意識とつながる
とのことですが・・・まあ、そうはいわれましても、963 Hzの音を聴いた後に、「高次元、宇宙意識とつながったかどうか」を自覚するのは難しいですし、まして、528 Hzの音を聴いて、
「おお、今、私の DNA が修復された」
と感じるのは多分は無理なわけで、結局、そういうこともあるのかもしれないな、程度の、やや半信半疑な感覚だったんですけれど、ただ、私はもともと、さまざまな音楽を聴いていて、その中でも、実験音楽やノイズ音楽には、
・精神的安定を高めるもの
・攻撃性を高めるもの
・不安や狂気の部分を強くするもの
などを意図的に表現しているものなどもあり、それらは周波数のヘルツをきちんを測って作るというようなものではなく、シンセサイザーなどで、いろいろと自分で試してみるしかないわけですが、作り手の話はともかく、聞き手として、
・音により精神が乱される
・音により精神的に安定する
ということの「根源」は、意外と、楽曲そのもの(メロディやスピードなど)にあるのではなく、中心となる音の周波数の高低にあるのではないかなあとは思っていました。
それで、以前、上にある中の、
・ 396 Hz(トラウマ・恐怖からの解放)
だけで構成された音楽を聴いてみたんですね。
私のパニック障害は、その源は神経症であり、それに重なった PTSD (心的外傷後ストレス障害 )が加わったことにより発症したものです。PTSD というように書きますと難しいですが、要は「死にそうなトラウマ体験」という言い方でいいと思います。
あるいは、私には、どうも「生まれた頃から」、心か精神か魂かわからないですけれど、「傷のようなもの」がある感じで、相当小さな頃、それこそ3歳か4歳くらいの時から、「強烈な不安」と「強烈な恐怖」を負って生きていたというような面はあります。
なので、396 Hz に書かれてある、
「トラウマ・恐怖からの解放」
というのは、私の人生では「もっとも渇望すべきこと」ではあるのですが、しかし、私は基本的に心に巣くった恐怖や不安がそう簡単には消滅しないことも知っていますし、少なくとも、
「それをあっという間に治します」
みたいな言葉はどれもウソくさくて好きではありません。
現代医療でもオカルト療法でも宗教でも何でもです。
むしろ、森田療法を創設した森田正馬博士が 100年前に述べていました、
「苦しみと戦わないで、同化してしまう」
という考え方を知った時に、はじめて驚き、そして感動したものでした。
つまり、人は自分を他人のように客観的に見ることはできないわけですので、「自分自身が苦しみの存在となれば、もはや客観視できない苦しみは苦しみではない」という、まるで禅問答のような話なのですが、この概念を知ったのは 25年くらい前でしたが、この概念を知っただけで、私の神経症の症状は飛躍的に良くなり、そのまま、現在に至っています。
たまに調子の悪い時もありますが(太陽活動とも連動することも最近自分で確かめつつあります)、まあ、比較的何とかやってきた二十数年でした。
ただ、それでも、やはり、生まれついての「強い不安」と「強い恐怖」は軽減させられるものならさせたいとは思ってはいます。
試してみた 396 Hz の連続再生は意外と効果がありました
そんな中で、本当につい最近なのですが、上の「トラウマ・恐怖からの解放」を促すという 396 Hz のソルフェジオ周波数を基本に展開する音楽を聴きましたところ、これが確かに、トラウマというのか、恐怖が軽減される確実な感覚があるんですね。
動画サイトなどにいろいろとありますが、私の今聴いているのは、下のものです。
Solfeggio Harmonics - 396 HZ - Liberation from Fear
(ソルフェジオ周波数 - 396 HZ - 恐怖からの解放)
といっても、私のように「50年間ものあいだ染みついた恐怖」を解放するには、この5分弱の音楽を、ただ一度聴いてどうなるというものではないと思われ、音楽ファイル化しました。
そして iTunes などのパソコンの音楽プレイヤーソフトで、リフレイン(繰り返し再生)をさせて、たとえばボーッとしている時などに、しばらく聴く・・・というより、「意識的には聴かない」で、ただ環境の中で流れているというようにするというようにしています。昔で言う「環境音楽」として流す感じでしょうか。
動画サイトの音楽を音楽ファイルにする方法は、こちらのサイトなど、いくつかありますので、ご参照下さい。
そして、大体の音楽プレイヤーソフトには、「繰り返して再生」の機能があります。
下は iTunes のものですが、上の時間進行のバーの左側にクリックする場所があります。
これで、自分で音楽を止めるまで延々と流れ続けます。
他の、たとえば、 DNA を修復するとか、そういう周波数のものは、実際にそのように作用するのかどうかわからないですけれど(実感しようがないですので)、それでも、「音による治癒」という可能性は予想以上にあるのかもしれないと感じたりしていたところに、先日見ましたのが、冒頭でご紹介した記事でした。
意識を変革させる「音の周波数」を共鳴させる部屋
これは、考古学研究チームにより、イタリアのマルタ島にある、「ハル・サフリエニの地下墳墓」という、今から 5000年前の地下構造物のある一室が、
「その部屋は、人の意識を変える完ぺきな周波数の音が響き渡るように設計されていた」
ということがわかったということに関しての報道です。
この「ハル・サフリエニの地下墳墓」の中の「神託の部屋」という部屋がその部屋です。冒頭の Wikipedia では、この「神託の部屋」について以下のように書かれています。
神託の部屋はほぼ直角形で、中央の部屋につながる部屋の中では最小の部類に属する。この部屋には力強い反響を生み出すという風変わりな特色があった。男性の野太い声は反響するが、女性の細い声は反響しないのである。
▲ ハル・サフリエニの地下墳墓の第二階層にある神託の部屋。
そして、このハル・サフリエニの地下墳墓を調査し続けている天文考古学の The OTS Foundation (日本語での表記がわかりません)の最近の研究により、これらの音が
・極めて正確な周波数を出すために建物自体が設計されていたこと
・その目的は「音によって異なる意識状態を創り出すため」
・その目的は「音によって異なる意識状態を創り出すため」
などのことがわかってきたとのこと。
さらに、記事には、臨床神経試験などで、
実験室でのテストでは、これらの特定の周波数を耳にすることにより、人は脳活動の物理的効果を獲得できることを示した。
というような内容もあり、どうやら、人間は「特定の周波数の音」に対して、「意識を変革させる機能を持つ」ことが明確となってきているようです。
そして、理由はわからないながらも、古代の世界各地の人々は、そのことを知っており、特殊な設計技術で作られた、「特定の周波数の音が出る空間」などを設計し建築していたようです。
The OTS Foundation には、下のように、ハル・サフリエニの地下墳墓での人の声や、他のさまざまな声がどのよう反響したり、共鳴するかを録音して、聴けるようにしてくれているページもあります。
▲ The Hal Saflieni Hypogeum Research Project (ハル・サフリエニの地下墳墓 調査プロジェクト)より。こちらのページで、いくつかの音を聴くことができます。
記事には、神経生理学の博士が、被験者が
音によって特定の思考、あるいはヴィジョンを受け取る。
という試験の結果についてもふれています。
以前、
・「病気が消滅する日」…
2014年06月13日
というようなタイトルの記事を書いたことがありましたが、病気そのものが消滅するということは難しいことだとしても、音(あるいは周波数)による体の特定部位への治癒効果が、もう少しはっきりすると、「音だけ」で、多少の自己治療ができる、あるいは、「多少の意識変革ができる」というようなことにも結びつくのかも知れません。
本記事に出て来るイタリア・トリエステ大学のパオル・デベルトリス博士は、
「古代の人々は、薬物や他の化学物質を使用することなく、意識の異なる状態を(音によって)得ることができていた」
と結論づけています。
ただ、気をつけるべきは、「人を悪い方向に向かわせる音の周波数」も多分存在しているということです。これについては、私も具体的に、いくつかの周波数を知っていますが、テレビを含めて、普通に生活をしていると、この「良くない周波数」から逃れるのは現代の生活では難しいようです。
まあしかし、今回は、あまりそれらのことは深刻に考えず、どのように設計されたのかも想像のつかない、その古代の人々の「音による意識改革への執念」に思いを馳せたりした次第であります。
ここから、そのことを報じた科学メディア PHYS.ORG の記事です。
Ancient Man Used “Super-Acoustics” to Alter Consciousness (... and speak with the dead?)
PHYS.ORG 2014.06.16
古代の人々は「意識を覚醒させるために「超音響」を使用していた(そして、死者との会話も?)
先史時代のネクロポリスの遺跡から、当時の人々が、「音の周波数が人間の脳の活動に及ぼす影響」を利用していたことに対しての手がかりを得られた。
研究者たちは、地中海のマルタ島にある 5000年前の葬祭殿の内部で 70Hzと 114Hzの相互の音響による強い重共鳴周波数の存在を検出した。
ハル・サフリエニ地下墳墓は、納骨堂や宗教的な儀式のために、新石器時代に建設された地下構造物で、世界で唯一の先史時代の地下墳墓とされている。
このハル・サフリエニの地下墳墓で「地下神託の部屋(The Oracle Room)」の名として知られる部屋は、非常に優れた音響の動きがあるとして歴史的に名高い評価を得ている。
この部屋での試験中、低い男性の声は、建物内で共振現象を起こし、地下墳墓を通して、骨が震えるような効果を創り出すのだ。
そのエコー(残響音)は、最大8秒間続いたと報告された。
考古学者フェルナンド・コインブラ( Fernando Coimbra )博士は以下のように語る。
「自分の体の中を早い速度でサウンドが突き抜けていったように感じた。そして、その現象は、私にリラックスの感覚を残した。それが繰り返された時は、またそのリラックスした感覚が蘇り、そして、まるで自分の体が壁に描かれている古代の赤い黄土色の絵画に反映されているような幻覚に浸った」。
人はこの場所で古代を体験できる。
やや臭気かがった暗い中、人から分かれた人への愛の感情を持つ遺骨を越え、薄暗い光が点滅している中、儀式の聖歌を聴くことができるのだ。
バスとバリトンの 70Hz から 130Hz までの音は、地下墳墓内の環境の自然現象として共鳴させるための特定の方法がある。それらは、先史時代の遺跡ニューグレンジの墓の通路や、ケアンズの巨石の空洞内にもある。
・アイルランド島の先史時代の遺跡ニューグレンジ。 Wikipedia より。
実験室でのテストでは、これらの特定の周波数に暴露される(聴く)ことにより、人は脳活動においての物理的な効果を獲得できることを示した。
イタリアのトリエステ大学のパオル・デベルトリス(Paolo Debertolis )博士は、臨床神経生理学部で実施された試験で以下のように報告している。
ボランティアの被験者たちは、それぞれが独自の個々の周波数を有している。それは常に 90ヘルツから 120ヘルツの間だ。前頭葉に罹患を持つボランティアたちは(音の)試験中、人間が瞑想中に閃く考えや思考と似た状態を受け取った。そして、後頭葉に罹患を持つ被験者は、ビジュアライズ(可視化)されたイメージを音から受け取った。
博士は以下のように述べている。
「古代の人々は、薬物や他の化学物質を使用することなく、意識の異なる状態を(音によって)得ることができていた。」
共同で報告書を書いた人類学者のエズラ・ズブロウ( Ezra Zubrow )博士は、「私たちは、新石器時代のマルタ島の人々が、地下墳墓の音響効果を発見し、そして、それを体験していたことは間違いないとみなしている。それは超常的なもので、そして、おそらくは《奇妙な別世界》を体験していただろう」と語る。
何より驚異的なのは、今から 5000年も前に、建設した人々が、意図的にこれらの「超音響」を高める設計技術を使用したということだ。
地下墳墓を視察した無線周波数スペクトルのエンジニア、グレン・クライズバーグ(Glenn Kreisberg)氏は、「地下神託の部屋の天井、特に外側の領域からの入口付近と、そして、この細長い部屋自体が、意図的に導波管の形に彫られているように見える」と語る。
特殊な音は、古代の神聖な事柄と関連付けられていることが、古代学の会議で明らかにされている。
それは、フランスとスペインの先史時代の洞窟から、インド寺院の石まで。そして、メキシコで保護されたアステカ文明の古文書から、エレウシスの謎やイランの神聖なエラム、そしてギリシャの神殿まで数多くに渡る。
それは、平凡な日常生活からこれらの超音波の場所を隔離するために、そして、特殊な音域の所作は神の存在を暗示するもので、高い重要性を持つものだった。