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「これほどの若返りは見たことない」と臨床実験会社を言わしめた製品!? 「TAM-818」の謎に迫

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若返り、不老不死は、奴隷階級ゴイム解放の、最大のサインと言われてますが。間に合いますかね。


http://tocana.jp/2015/03/post_5715_entry.html
生物の寿命のカギを握るテロメア。そのテロメアが短くなることが老化の本質だということがわかってきた。さらにテロメアは、テロメラーゼという酵素によって長くなり、人の寿命が長くなることまでわかってきている。

 このヒトテロメラーゼのRNA成分(“htR”)を共同発見し、この発見の特許を取得、20年近くテロメラーゼ研究に携わっている第一人者、ウィリアム・アンドリュース博士が今年1月、初来日した。その理由は、テロメア短縮化を抑える画期的な物質を配合した化粧品が日本で2015年4月限定発売されるからだった。

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画像は、YouTubeより アンドリュース博士

 トカナでは、博士のテロメラーゼ研究について単独インタビューした。


■短くなったテロメアの長さを復活させる潜在能力に着目

――—テロメラーゼという酵素は、テロメアにどう働きかけるのですか? それは人体のなかにもともとあるものなのですか? 

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テロメア/AJ Cann from flickr CC BY 2.0

博士 テロメアとは、染色体の先端にある構造であり、細胞分裂するたびに短くなります。人体にはさまざまな細胞がありますが、そのなかには細胞分裂してもテロメアが短くならない、正確に言うと、「短くなってもまた長さが復活する」力を持った細胞があります。それは3種類あり、そのひとつが生殖細胞です。

 では、なぜ生殖細胞のテロメアの長さが復活するかというと、テロメラーゼという酵素が作り出され、それが作用するからです。しかし、生殖細胞以外の細胞はその酵素を作り出してはいません。だから、テロメアが短くなると同時に老化していくことがわかりました。

 そのことをもとに、「テロメア短縮化を抑える方法、さらには長くする方法が存在する」という仮説をたてたうえで、私が活性化に成功したのが、ヒトテロメラーゼです。

 すべての細胞にはDNAがあります。そして、老化を戻す働きを持っている酵素=テロメラーゼを作り出すコードも、すべてのDNAに含まれています。そして、本来はすべての細胞のなかに、短くなったテロメアの長さが復活する潜在能力があるということも、わかったのです。


――—DNAに含まれるコードというのは、テロメアの「TTAGGG」という塩基配列のことですか?

博士 そうです。通常テロメアの塩基配列は、胎児では1万5000塩基の長さを持ちますが、誕生時にはすでに約1万塩基まで減少してしまいます。その後さらに減っていき、加齢して5000塩基くらいになると、細胞の機能が果たせなくなり、ヒトは死を迎えます。通常は、一般の細胞の、こうした老化を止めることはできません。

 私が開発しているのは「老化を戻す働きのある酵素=テロメラーゼを作り出していない一般の細胞に対して、細胞の中に入り込んで刺激を与えてテロメラーゼを作らせる物質」なのです。


――—その物質の名前は何ですか?

博士 発見したのはひとつではありません。900くらいはあります。そのなかで1番効果が高いと認識しているのが、今回化粧品に採用したTAM-818です。TAM-818を配合した最初の商品が、defytime Japan社によって「defytime cream」として発売されます。

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defytime cream


■有名な臨床実験の会社が認めたTAM-818

――—TAM-818は自然界にあるものなのですか?

博士 いいえ。似たような物質は自然界にありますが、作用としては非常に弱いものでした。ですから、意図する効果を作り出すためには、化学的に作るのが最適でした。それは多くの一般の薬と同じですね。なので、安全性や副作用などの綿密なテストを繰り返す必要があるのです。

 TAM-818に先立って、TA-65という物質を、私が在籍するチームが発見しましたが、それは自然由来の物質です。TA-65の臨床実験では私がメインの著者となって本も書きました。この、TA-65を使った製品は、昨年北米で発売しましたが、TAM-818は、TA-65に比べて80~300倍の効果を持っています。

 今回のTAM-818の製品化に際しては、臨床実験の会社として有名なイタリアのアビチ社に委託しました。その結果、素晴らしい結果が出てきたので、商品には自信を持っています。

――—どのような結果が出たのですか?

博士 まずは、臨床実験の前に、家族や友人で実験しました。右手だけにクリームを塗り、左手は塗らずにおくことで、どのくらい効果があるのかを見ました。写真を取り続けた結果、クリームを塗った手はとても柔らかく見え、もう片方の手はそうはなりませんでした。この実験結果はあきらかなものでした。

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画像は、30日間「ディファイタイムクリーム」を試した結果

 次に行なったのは、目尻のシワです。これは、世界的な有名な臨床サービスの会社である、イタリアのアビチ社に臨床実験を委託しました。数々の臨床実験を行なって来たアビチ社ですら、「これほどあきらかな効果があるものは見たことない」と言っていました。その結果を踏まえて、今回はTAM-818を使って化粧品を作ったわけです。

 今までアンチエイジングをうたった化粧品は山ほどありますが、これは使っていただければきっと気に入っていただけると信じています。

――—目尻のシワが薄くなっていったということですが、効果はどのくらい持続するのですか?

博士 今まで目尻のシワをとる、目立たなくするという商品はありましたが、使用を止めるともとに戻るのが普通だったと思います。しかし、TAM-818を使ったクリームは、目尻のシワが戻らないという実験結果が出ています。

――—それほど素晴らしい製品ですが、懸念点はないのですか?

博士 ありません。遺伝子学を含めてあらゆる方面からの検査を繰り返していますが、その結果から見ても、懸念点はないと思っています。初期の段階では50名の女性に実験に参加してもらいましたが、副作用や弊害が出たという報告はありません。

――—赤ちゃんにも使えるのですか?

博士 子どもなのに老人のように見えてしまう、早老症という病気がありますよね。

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アシュリー・ヘギ/カナダのプロジェリア症候群患者/1991年5月23日 - 2009年4月21日「YouTube」より

――—アシュリーちゃんは日本のテレビでも取り上げられ、よく知られています。


■目標は老化を止めるのではなく、逆戻しすること

博士 早老症は寿命が20年とも言われています。なぜ早老症になるかというと、本来染色体の先端を覆っているテロメアが長くなければいけないのに、遺伝的に生まれたときから短い、あるいは生まれて急激に短くなってしまった、という病気です。私はこれを治したいと思っているのです。

 私は老化に関して子供の頃から関心がありました。テロメアの研究を始めたのは1993年からです。そのきっかけは、自分の父がアルツハイマーになったことで、アルツハイマーを治したいと思いました。以来、人を若々しく健康にしたい、という動機によって、テロメラーゼを研究して続けてきました。実は弟も認知症なのです。これまでの研究で老化の仕組みと原因がわかってきましたので、早老症もアルツハイマーも認知症も、同じテロメラーゼのアプローチで治療できるに違いないと思っています。

 私が興味あるのは、人がより健康であることです。目標としているのは、老化を遅くする、あるいは老化を止める、ではなく、老化を逆戻しする、若返らせるというところまでもっていくこと。そういった物質はないかと研究してきました。今回のTAM-818は、そこまで老化を逆戻しするところまではまだ来ていません。しかし、TAM-818はアンチエイジングを目指す人にとっては、充分に満足いただけるものと信じています。今後の目標としては、TAM-818で得た利益を再投資して、TAM-818を上回る物質を開発することです。

 次の商品は飲み薬になりますね。そのときはTAM-818ではありません。老化を逆戻しする力をもった物質を開発し、製造していきたいという計画です。2016年半ばくらいからは臨床実験も開始したいと思っています。


■大手製薬会社も注目

――—以前トカナでは、NMNを取り上げました。長寿に関わるサーチュイン遺伝子にかかわる成分がNMNで、これを投与することでミトコンドリアが活性化し、サーチュイン遺伝子も活性化するということです。博士はNMNに関してはどのようにご覧になっていますか?

博士 ミトコンドリアは染色体だと言うこともできます。NMNはフリーラジカルをおさえる作用があり、それによって肌が若返るなどの現象が見られます。いわゆる抗酸化作用のある食品やサプリのように、間接的ですが染色体を健康にする働きがあるという部分に着目して開発されたもので、NMNは真っ当な理論であり、有効だと思っています。

 フリーラジカルも、染色体の劣化も、テロメアが短くなる現象も、老化の原因です。それぞれ老化の作用も強さも違いますが、3つとも老化の原因であることには変わりません。ということは、人間の身体というのは、時限爆弾を3つ持っていると言えます。どんな時限爆弾も、爆発すると老化につながりますので、どの時限爆弾もヒューズを取り除いて爆発しないように取り組むことがよいと思います。

 ただ、NMNは、テロメア=染色体の先端が短くなる、という現象には作用していなかったと思います。私のアプローチはまったく違っていて、老化のメカニズムに直接働きかけて解決するというものなのです。私が取り組んでいるのは一番導火線が短い時限爆弾だと言えるでしょう。

――—そういう素晴らしい発見をすると、世界的な製薬会社などから何らかの圧力などはないのでしょうか。

博士 大手製薬会社はおもしろくないかもしれません。ある事業部をつぶすことにもなりかねないでしょう。投資したいと言ってくださる大手製薬会社さんもありますが、現在の事業を大事に育てていきたいと思っているので、今のところはご遠慮いただいている状態です。
(取材・文/もりいあんじ)

http://www.defytime.jp/

動画は、YouTubeより。defytimecreamの説明


博士を取りあげた映画『The Immortalists』トレーラー

ウィリアム・アンドリュース博士
バイオテクノロジー産業にて30年間研究活動を行なって来た科学者。ここ18年間はヒト細胞においてテロメア短縮への介入で人間の寿命を延長する方法を探索している。1981年にジョージア大学で分子および集団遺伝学の分野で博士号を取得。ネバダ州のバイオテクノロジー企業シエラ・サイエンスの創設者。ヒトテロメラーゼの研究では米国でも評価が高く、43もの特許の発案者としても名を連ねている。2014年には博士をとりあげたドキュメンタリー映画『the Immortalist』が米国内で数々の映画賞を受賞。


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