ウイングメーカーやチャネリングで、ワンネスと連呼したところで、健康的経済的人間関係的に追い詰められてる人達の現実がこれですね。
幸せは執着を手放すことから (04/15)
http://kenbounoblog.blog.fc2.com/blog-entry-90.html
◆週に1度近くのスーパーに食料品の買い出しに行くのですが、自分を含めて買い物客の多くが年寄りばかり。買い物籠をぶら下げて商品を手に取ってじーっと見つめ、買うか買わないか考え込んでいますが、また元の棚に戻します。籠の中には出来合いの惣菜が一つ二つあるだけ。僅かな年金で暮らすには熟慮が必要です。
◆高齢化が進むと心身ともに様々な老化と病をもたらし、身の回りのことにも出来なくなります。足腰が弱り歩行困難になり、その上認知症など患えば家族や、近親者に迷惑をかけることになります。最近は家族に看取って貰えず孤独死する人が増えているようです。
長寿社会の到来は目出度い事ばかりではありません。臭い、汚い、ウザイと嫌われ邪魔にされて生き延びるのも辛いものです。
◆この頃、終活という言葉をよく耳にします。他人事でなく、私も早く身辺整理をしなければなあと思いながら、ついつい先送りにして積み上げた本や、使いもしないガラクタに囲まれて漫然と生きています。自分の始末は自分で付ける覚悟は必要ですが、ではいつ何時にお迎えが来るのか、霊能者で無い限り解りませんので、ついつい終活が先送りになってしまうのでしょうね。
◆2014年、全国の100歳以上の高齢者が過去最多の5万8820人に上ることが12日、「敬老の日」を前にした厚生労働省の調査で分かったそうです。
その内女性が87.1%を占め、初めて5万人を超えた。前年から4423人増え、44年連続の増加。都道府県別の人口10万人当たりの人数は島根が2年連続で1位だそうです。100歳以上の御長寿は、恐らく大家族に囲まれ大事にされているのでしょう。つまり周囲に愛情あふれる家で暮らして居られると思います。
◆人は愛が無いと生きてはいけないようで、孤独な人は若くても自死を選択します。幸せでなければ生きていても意味がないと思うのかもしれません。
人はこの世に生まれる時に、どんな人生を歩むのか自分で選択しているのだと言われています。こんな親のところに生まれるんじゃなかったという人がいますが、それも自分が選択したものであり、この世には偶然などないのだと言われています。
◆それは前世では経験しなかったことを学ぶためであったり、やり残したことを完成させるためであったり、悪の限りを尽くしてきた前世のカルマ解消のために、人や社会に奉仕するなど、人の数だけ目的があるのだそうです。それぞれ人生の目的はちがっても、みんな幸せを求めて生まれて来るのでしょうが、結果は運命次第です。運命とは文字通り自分で命を運ぶことです。人生の行く先は一本道ではありません。幾つもの道が枝のように分かれています。生きていると毎日が選択の連続です。どの道を選択するのかで人生は大きく変わります。
◆この人物も政界入りして天下を取りたいとう野望をもっていたのでしょうが道半ばで亡くなってしまいました。
【訃報】選挙の常連・羽柴秀吉こと三上誠三氏死去
◆300億の資産家だからできるのでしょう、万年泡沫候補と言われながらもくじけず挑戦する姿をテレビで大変楽しませて頂きました。この秀吉は天下を取る夢はついに叶わず終いでした。ご冥福をお祈りします。
しかし、本当の太閤殿下になった秀吉は、最期に意外な言葉を残しています。
「露とおち 露と消えにし わが身かな 難波のことも 夢のまた夢」
夢の中で夢を見ているような、はかない一生だった、との辞世の句です。秀吉は戦乱を生き抜き、天下人になったものの本当に孤独だったのです。
淀が自分を軽蔑していること、愛していない事は百も承知していたし、秀頼は石田光成の胤であり、自分の子ではない事も知っていました。自分亡き後、家康に天下を奪われることも解っていたのです。年老いて執着するものが多ければ多いほど心に闇が広がり、周囲が自分が作った豊臣の天下を狙っていると疑心暗鬼になります。他人を信用できず苦悶の果てに認知症を発症、糞尿を漏らして悶死したと言われています。
◆生老病死は人間の宿命です。太閤殿下と言えどこの宿命から逃れる事はできません。飛ぶ鳥を落とした秀吉が晩年老醜を曝して周囲の顰蹙を買ったのは権力に執着し、全てには終わりがあるという悟りが無かったからです。
◆悟りとは運命と宿命を受け入れる事だと思います。悟りを得るのに年齢は関係ないようです。
◆どなたもドッグイヤーという言葉をお聞きになった事があると思います。犬は通常1年で人間より5倍も早く老化すると言われていますが人間でもプロジェリア症候群という難病にかかれば全身の老化が通常の10倍の速さで老化が進むのだそうです。
◆こちらに僅か17歳で悟りの境地に至り早世した人物の物語りがあります。
この人の名はサム・バーンズ。プロジェリア症候群を患った17歳の高校生ですが、数々の苦難を乗り越え「幸せに生きるための3つの哲学」を残しています。
※youtubeでご覧ください、自動翻訳機能があります
17歳で老衰した高校生、サム・バーンズの感動スピーチ。「幸せに生きるための、3つの哲学」
My philosophy for a happy life | Sam Berns | TEDxMidAtlantic
彼が伝えたいことをまとめてみました。
私はプロジェリア症候群、でもとても幸せな人生を送っています
私の答えはとてもシンプルなものです。
「自分に出来ることを、全力でやること」
私の人生にはたくさんの障害があります。その多くがプロジェリアによるものですが、私はみなさんに同情してほしくありません。私は障害のことを常に考えているわけではないし、結局はその障害を乗り越えられると思っています。
その証拠として、私は今日ここに立っています。
それはみなさんに、幸せな人生を送るための私の哲学を共有するためです。
私が言いたい事は3つです
1、できないコトを、諦める
この世界にはできることもたくさんあるということ。自分の心の中で「できること」と「できないこと」を区別していくことが大切だと彼は語っています。
「多くの人に"病気が辛くないか"と聞かれます。もちろん、辛いし、僕にはどうしようもないことですが、日常生活には楽しいこともあります。例えば、漫画の発売日、スポーツ観戦、音楽。出来ないことは沢山ありますが、できることもあることを忘れてはいけません」
2、愛する人と共に生きる大切さを知る
「誰にでも大切な人がいます。家族、友人、恩師、周囲の人々は、貴方に素晴らしい影響や、人生におけるプラスの時間を与えてくれます。このスピーチを聞いた方が、そういう方々への愛情を深めてくれることを願っています」家族に感謝し、愛情をもち、友人を愛し、今いるコミュニティを受け入れることを私は願っています。
3、常に前進し続けることが必要
過去を振り返らずに、常に前に前進し続けることが大切。
ウォルト・ディズニーはこう語りました。「過去を振り返らずに常に新境地を開拓し続ける」私は常に、人生を豊かにするような楽しみや目標を持つようにしています。
それは大きなことでなくてもいいんです。そのおかげで、私はいつも明るい未来に集中してきたから、困難を切り抜けることができたのです。自分に同情して、エネルギーを無駄にしてしまうことがないように気を付けています。
気分が優れないときには、その問題を受け入れましょう。そして、それを乗り越えるために必要なことをするのです。自己憐憫に陥らないように、私はダメな人間だ、可愛そうな人間だと、自分を哀れむ事のないように。勇気を持って、新しい場へ前進し続けること。
私は小さい頃、素敵な未来をつくるエンジニアや発明家になりたかいと思っていました。家族は、常に私を一人の人間として扱い、私に自信を持たせてくれました。そして今の野望は、細胞生物学や遺伝学、生物化学などの分野に進むことです。
将来、私がどんな道を選んでも、私は世界を変えられると信じています。世界を変えようと努力しています。
◆このようにポジティブな人生を歩んだサム・バーンズ君は、2014年の1月に17歳という短い生涯を閉じました。短い人生だったかもしれない。しかし彼は世界中に勇気と希望を与えてくれました。人間の幸不幸は生きている時間の長短ではなく、何を思いどう生きたかで明暗が付くのではないでしょうか。秀吉は天下を取っても人を信用できず、疑心暗鬼で孤独の中で、愛や慈しみの無い晩年は生き地獄だったかもしれません。
◆それに比べ、サム・バーンズ君は愛あふれるファミリーや友人に囲まれ、僅か17年の人生だったとしても幸せだったでしょう。彼が肉体的ハンデイを背負って生まれてきたのは、多くの人々に幸せな生き方を広めるという使命があったのではないでしょうか。彼は霊主体従を身を持って教えにきたのでしょう。
今はアセンションして、後輩たちを迎える準備に取り掛かっているのかもしれませんね。
↧
幸せは執着を手放すことから (04/15) 老化老衰生老病死
↧