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読者のみなさん、アメリカの株式市場から手を引いていますか？そうなら良いのですが。。。これから何年もの間、アメリカの株式市場は悲惨な状態が続きますから。
これまでも、みなさんにアメリカの株式市場がかなり狂ってきている原因を詳しくご説明しましたので、ここでは再度そのことには触れません。
ここでは、別の変化に注目をしたいと思います。
 
スコットランドがいよいよ英国から分離しそうです。しかしこのようなことは史上初のことでは決してないのです。
過去５世紀にわたり、世界では複数の国々が１つに統合されてきました。もちろんその後、分離した国もありますが。。。
フランク族の王族が何世代もかけて、其々言語が異なるPicards（ピカール族）、Poitivin（ポワトヴァン族）、Limousin（リムーザン族）、Corsican（コルシカ人）の集合体を作り、近代フランス国家を造り上げました。
ナポレオンの支配下で初めて、国営新聞、国道、公立学校ができました。
ビスマルクは１８７１年までドイツを統合していませんでした。それ以前は複数の王国や公国の寄せ集めだったのです。

アメリカも同様に、複数の地域（州）が１つに統合した国です。その一部は正式に購入しました

が、他の地域はネイティブアメリカンから奪い取ったものです。ネイティブ・アメリカンはヨーロッパからの入植者達に皆殺しされたり、もともといた場所から追放されました。メキシコ人とは２回の戦争後に妥協したのです。テキサスは自発的にアメリカ合衆国の一部になりましたが、その後、それを後悔しました。

最後に、南部の州で反乱が起き、その結果、アメリカ合衆国として統一しました。
英国はもっと昔に統一されていました。１５４３年にイングランドはウェールズとコーンウォールを統合しました。１６０３年にアイルランドはヒュー・オニールに降伏してイングランドと統合しました。
最後にスコットランドは１７０７年の連合法により統合することになりました。しかしその後、次々に血みどろの戦いが起こり、その間に我々の祖先がアメリカに移住したのです。カロデンの戦いが起こった後、１７４５年に、スコットランド人は奴隷として メリーランド州のケントアイランドに売られました。

現在のスコットランドは、英国から独立しようとしていますが、これは新たな世界のトレンドとなり得ます。たぶん良い結果を生むでしょう。
本当の経済力は、どれだけバカバカしいことに支援したかどうかで決まります。
ソ連は７０年間、ボルシェビキ思想（過激政治）を維持してきましたが最後に自滅しました。アルゼンチンもソ連と同様にペロン思想を維持してきましたが、今でもその思想で苦しめられています。

アメリカ合衆国も、テロに対する戦争、愛国法、独立カード、TSA、SSA、BLS、SEC、IRS、その他の機関や悪政で病んでいます。

それは彼らが賢くて平和主義者だからというわけではありません。単にスイスは政府と国民との距離が近いということなのです。国民は国のリーダーが何をやろうとしているのかが良く見えています。国民が政府を承認しない場合は、次の選挙で与党は負けるだけです。
このようなことから、スコットランドの独立は良いことかもしれません。メリーランド州も独立した方がよさそうです。
ビル・ボナー