スザンヌ・リー③連発の後は、とりあえず、早朝のお彼岸、墓参りの段取りですかね。
スザンヌ・リー 2014年6月5日 レムリアから戻って 3- 新しい生活
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サンディ:
アルクトゥルス人
とのミーティングの後、ジェイソンは私をテーブルに座らせてグラウンディングのためにコーヒーを淹れてくれた。コーヒーを待つ間、私はテーブルに積み上げ
られた郵便物一つ一つに目を通してた。支払いもできない沢山の請求書、それに迷惑広告。目を通しているとジェイソンの法定代理人からの手紙があった。
その手紙はいくつもの転居先を転送されてきてここの住所に辿り着いていた。封筒を見て小切手が入っているらしいのがわかり、開けてもらおうと思ってジェイソンを呼んだ。彼はコーヒーを持って来て座り、正式書類らしきその手紙を開封した。
「あ、」彼が言った。「お金持ちだった叔父の弁護士だった人だよ。」
「お金持ちの叔父さんがいるなんて教えてくれなかったよね」 手紙を開けている彼をからかった。
「うん、あまり親切な叔父さんじゃなかったからね。でも誰に対してもそうだったよ。だけどとてもお金持ちだったから、いつも取り巻きはたくさんいたけどね。」
そしてジェイソンが目を大きく見開いた。深呼吸をして言った。「お金を僕に遺してくれてるよ。」
「よかった、」 私は言った。「じゃぁこの請求書の支払にあてられるね。」
「いや、」 彼は言った。「多額のお金だよ。このキャビンを買い取って、ちっぽけな仕事をやめても切り盛り次第では何年か働かないで生活できるくらいのお金だ。」
冗談言ってるわと思った私は大笑いして言った。「よし、お金持ちな職無しってやつね。」
「違うって、」とジェイソンは大声で言って手紙を私に手渡した。『冗談じゃないって。」
手紙を読んで倒れるかと思った。「うわ、こんな多額なお金、どうするの?」と言うのがやっとだった。
ジェイソンは私の手をとり、私の目を見つめた。「まず君と結婚しよう。1年間のハネムーンに行こう。四大元素達に会いにゆくんだ。」
ただ聞こえたのは「結婚」のところだけ。「結婚して!」私は喜びと愛をこめて言うと彼は立上がり、小さなテーブルをよけてこちらに来た。私を立ち上がらせ、目を見つめて言った。「僕の大切なサンディ、僕の奥さんになってくれますか?」
その瞬間の私の気
持ちったら。その喜びと愛はとても言葉では言い表せない。ただただ私は頭で頷いて言った。「ええ、ええもちろん、イエス、イエスよ。」 しっかりと抱き
合った。まるで一人になったかのように。そしてジェイソンは私を抱き上げ、新しい生活のスタートをお祝いするために私をベッドルームへ連れて行った。
ずいぶんの時間を過ごした。ジェイソンは起きて法定代理人に電話をし、お金を受け取るための手続きを手配した。市内に行って書類にサインをし、お金を彼の口座に、というかじき私達の口座になるんだけれど、送金してもらう必要がある。翌週はたくさん動き回ることになった。
まず、私達は法定
代理人のところに行ってこれが本当かどうかを確認した。私達二人とも、これは私達のミッションを達成させるための「高次サポートチーム」からの贈り物だと
わかっていた。だからといってジェイソンの叔父さんを死なせたわけではないけれど、このお金が私達の元にやってくるという平行現実へ私達を目に見えない形
で移してくれたのだろう。
実際、このお金は私達の元に辿りつくのに6カ月もかかっていた。手紙の発行日がそうなっていたから。この6カ月の間に私達は大きな変化を遂げたから、お金が来たのがいまで本当に良かった。でなければ、うまくこんなお金を上手に使えたかどうかもわからない。
いまなら私達の頭
の中はクリアだから、この新しく入ってきたお金の最高の管理方法を高次のガイダンスに相談した。まず法定代理人のところへ行き、それからお金を管理してく
れるいい会社を探すことにした。きちんと管理してれば、これだけのお金があれば何年も生活することができる。といっても、ガイアの核から戻ってきた後もお
金が必要だったら、の話だけれど。
私達の生活を再設
定するすべての手続きは2ヵ月くらいかかった。その間に私達はシンプルな結婚式の計画もした。近所の友達を呼んで、我が家のキャビンで行うつもりで。そ
う、私達はキャビンを買い取ったの。それがいつも夢だったから。私達は一年間ハネムーンに行くんだってみんなに伝えた。そして実際、それは実現した。
私達の友達の一人
がキャビンに住み、私達のいない間手入れをしてくれることになった。彼はガーデニングも大好きだから、裏の庭も手入れしてくれる。すべてはうまく進んだ。
ジェイソンと私はわかっていた。このようにすべてが起きているのは、私達の友達が文字通り「高次域」にいたからだって。私達は瞑想にさらに力を入れた。新
しい生活には誘惑があり、ミッションを忘れてしまうかもしれないってわかっていたから。
私達の高次元チー
ムは瞑想の中で毎日一緒にいてくれた。マイトルとマイトリア、それにマイトリアンとアルクトゥルス人も常に私達とコミュニケーションをとってくれた。アル
クトゥルス人がキッチンにやってきたあの日が私の、そして私達の新しい生活の始まりだってはっきりわかっていた。その次の新しいスタートは、いまのこの結
婚生活。
友達の計らいで、
結婚式の前夜は近くのホテルで過ごすことになった。ギフトを送るほどのお金は誰も持っていなかったので、結婚式のために皆でキャビンを飾ってくれることに
なった。友達の一人が、私達の結婚を法的に認める資格を持つ知人を呼んでキャビンに来てもらうことになった。
私達は結婚式まで
に一年間の「ハネムーン」をきちんと準備しておこう、と決めた。そうして新生活を創造する2ヵ月が終わる頃にはすべての計画が済んでいた。ついにすべての
準備が整い、私達はホテルにいた。その間、友達はキャビンを飾り付けてくれた。みなとてもクリエイティブだから、すばらしい出来栄えになることは確かだっ
た。
今なら山のもっと
麓にあるもっときれいなホテルに泊まることもできたけれど、私達はここで作り上げた生活が大好きだったし、変えたくはなかった。私達は動物や森、空気、海
などを守る環境のための基金を募るためにいくつかのトラストを始めた。ガイアの核で何が起こるか、私達にはわからなかった。ただジェイソンと私はいつも一
緒にいる、それだけはわかっていたけれど。
それに、私達は友
達にお金が渡るように遺言も作成した。私達には家族がいなかったから、友達に均等に分けられるようにした。ジェイソンは結婚する前からお金を私達の名義に
した。彼の言うには、「僕達は一つ。すべては僕達二人の名義にするべきだ」とのこと。私はあまりにもハッピーで、夢じゃないかってずっと身体をつねってば
かりいた。
「物理的生活はす
べて夢ですよ、」 アルクトゥルス人が瞑想の中で知らせてくれた。ジェイソンと私は結婚式前夜のモーテルでベッドにもぐりこみながらこの言葉を互いに言い
合った。結婚式前夜の夕食を地元のレストランでとった後、私達は部屋まで歩いて帰った。ビールを飲み過ぎたからか、大笑いしながらベッドに倒れ込んだ。
「結婚する前に夫婦の契りを交わしてもいいのかな?」 ジェイソンは目を輝かせて尋ねた。私は長いキスで答えた。
翌朝、とても早く
に目が覚めた。私達はモーテル近くの小道を散歩して同じレストランで朝食をとり、部屋に戻って結婚式に備えた。新郎と新婦は結婚式前は一緒にいてはいけな
いって知っていたけれど、離れたくはなかった。ウエディングの衣裳は持って来ていたので、衣裳も着て予定の時間に私達はキャビンまで運転して行った。
私はあまりにも幸せではちきれそうだった。幸い、ジェイソンも同じように興奮しているようだった。キャビンへ続く最後のカーブまで来ると、友達が我がキャビンの入口の扉の前に並んでいるのが見えた。みんなそれぞれに「晴れ着」を着て輝くばかりの笑顔を浮かべてた。
みな2列になって
いて、私達はその間を歩くようにと言われた。玄関に着くと、付添い人が扉を開き、花嫁付添い人が家の中へ案内してくれた。家の中は素敵な飾り付けが施され
ていて、裏口の扉へと通された。私達が初めてスペースシップへと連れて行かれた、あの場所で結婚式を挙げようって決めてくれていたようだ。
それを見て、私もジェイソンも涙が溢れだした。こんなに素敵な友達を離れたくない!もう二度と会えないかもしれないのに?
「いまを生きなさ
い!」 私達の意識の中でアルクトゥルス人が言うのを二人で聞いた。こんなに素晴らしい「いま」はないのだから、私達の挙式を挙げてくれる素敵な女性の元
へ案内される間私達は笑みを浮かべた。私達は友達を全面的に信用していた。彼らはこれ以上ない完璧な結婚式をもたらしてくれた。
式は素晴らしく、
食事も美味で会話には喜びと笑いが溢れていた。そしてたくさんのハグ。最後に寝室にこっそり行って旅行用の服に着替える時間になった。旅行のために買った
バンにはたっぷり荷物を積んであった。いつもの車は、キャビンに住みこんでくれる友達に置いていくから。
いまなら私達には手の込んだ高価な結婚式をするお金もあった。けれど、これ以上ないほど完璧な結婚式だった。しかも無料でね。すべては私達の友達からの贈り物だった。彼らがすべて料理し、キャビンを飾りつけし、愛と笑いという一番大切なギフトを送ってくれた。
旅支度を整え、私
達は皆とハグをした。皆でさっきまで笑っていたけれど、泣いていた。私達の結婚式を挙げに来てくれた女性もすぐに私達と仲良しになり、彼女も含めて皆が泣
いていた。ジェイソンは出て行って車を前に停めてくれた。その間も私達がハグして泣いて。幸せだからだけど、少し悲しくもあった。そして私達は車で山を降
りて行った。未知に向かって。
愛しい友達にまた会えるかどうかはわからなかった。でも、彼らのこともこの日のことも、私達のハートの中にずっと永遠では共にある。それはわかっていた。山を下りながら、古い生活は終わり私達は新しい生活を始めたんだなと思った。
スーより
こんな展開になる
とは知りませんでした。私はこの物語を書くのが大好きです。書きながら、自分でも初めて読むんですからね。物語がどう展開するか、アイデアが浮かぶ時もあ
りますが、書き出すといつもその通りに進むわけでもありません。このプロセスは日常生活でもよくあります。「いま」を生き、目の前にある「道」に身を委ね
る時です。私達は皆、大冒険をしています。私達の内なる生に注意を向け、自己に耳を傾けると、その冒険が見えてくるのです。
翻訳:Rieko
レムリアから戻って パート2- ガイドを求める 2014年6月2日
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サンディ:
ガイアのあらゆる
地域に行って自然の四大元素との話し方を学ぶというのが私達の任務。私とジェイソンはこれが任務だと知って初めはとてもワクワクした。二人で朝食を作りな
がらこれからのことを話し、笑ったりした。でも席に着いていざ食べ始めると、私達の生活という現実が見えてきた。私達、どうやって国中を旅行なんてできる
んだろう?それぞれに仕事をして生きているのがやっとなのに。
二人して仕事をや
めて、しかも旅行のお金を工面する方法などあるわけがない。久しぶりの食事中にその事実が私たちの意識にしっかり根をおろしたのだ。この食事も、どれだけ
久しぶりなのかさえわからない。ずっと時間を行ったり来たりしていたおかげで、時計を見ないと今何時かさえわからない。
深い失望感に包ま
れ、私は泣き出してしまいそうな気がしたので、コーヒーを淹れるからと言って出ていった。フィルターに粉を入れているとジェイソンが私と同じくらい暗い顔
でキッチンに入って来た。彼は、コーヒーはいらない、それから、一人でハイキングに行ってくる、と言った。彼が一人でハイキングに行く、というのは、一人
になって考えたい、ということで、それについて私は何の異存もなかった。
私の方もこの深い
失望感を解消し、問題の解決法を何とかして見つける必要があった。私はジェイソンに小さく微笑み頬にキスした。「ええ、ハニー、今のあなたにはハイキング
が効くわ。私は片づけをして洗い物をするわね。」ジェイソンは私の額に素早くキスをしてベッドルームに入り、10分もしない内にハイキング用の服と靴を身
に着け、玄関を出ていった。
私はほっとした。「これで悲しみにどっぷりつかれるわ。」と家の中を片づけながらつぶやいた。家といっても、寝室一つのキャビンのようなもので、食事したり、仕事したり、友人と語らったりするテーブルの上の食器を片づけ、そこに郵便物の山を置いた。
女々しく泣いたり
しないつもりで、シンクに洗剤を入れた湯を張り、カウンターの上のと朝食で使った食器を漬けた。カウンターのものは何日も経っているのでしばらく漬け置き
しないといけないことがわかっていたから。一体何日くらい行っていたのだろう?それを知る勇気はまだジェイソンにも私にもなかった。
取り返しのつかな
いことをしてしまったのだ。私たちはするべき仕事をしていない。当然解雇されるだろう。たとえ私たちの仕事が在宅で『自営業』のようなものであったとして
も、職務はある。そしてそれを果たしていない。もう家賃も払えないだろう。その状態でどうして地方を巡る旅をして四大元素と交わったりできるだろう。
どうしようもない状態に、泣くしかなかった。ジェイソンはいないし、私はひとりきり。そして、残った力をかき集めて高次の友の助けを求めた。
「高次の方々、個人的な質問をしていいでしょうか?」
すると、驚いたことに、光を放つ大きな雲のようなものがキッチンに入ってきて、おぼろげな人の形にまで小さく凝縮し、私のそばに立ったのだ。それはアルクトゥルス人だった!
「オーマイガッ」私は思わず声を上げていた。
「私たちはあなたの質問に答えるためにここにいます。」とアルクトゥルス人は私のオーラを光で満たしながら言った。
その暖かなアルクトゥルスの輝きを身の内に感じながら、私は自分でも思ってもいなかったような質問をした。
「アルクトゥルスの方、あなたが私の所に来てくださるなんて光栄です。見てお分かりのように、私には色々な相克する感情があり、その理解が必要です。とても幸福で平和な気持ちである一方、自分の内面と人生、さらに地球の上の様々な変化に恐れを感じています。」
「思うに、私が悩
まされているのは、前にぶら下がっている大いなる未知というものなのでしょう。この未知に飛び込まなければならないということはわかっています。でも、何
かよくわからないある三次元的考えについて、私が持っていて(多分)手放しつつある、ネガティブな感じがいろいろあるのです。恐らく、経験しないのではな
いかと恐れている事柄への悲しみの思いがあるのです。ええ、きっとそれです。考えてみると、人生の次の段階に進む準備ができている、けれど今の段階を離れ
ずに進みたい、と思っていることに気づきました。
私は人生で大切に
してきたものを手放す準備をしてきたのだとわかっています。ええ、これらのことの多くは三次元のものです。しかし、それらはただの物ばかりではありませ
ん。大事な人たちも含まれるのです。今の所、私が手放さねばならなかった物や人はもっと好い形で戻ってきています。」
「時には、エゴの
方が真のセルフより声が大きいことはわかっています。私はエゴの声ではなく、高次の声に従いたいと願っています。でも、エゴの声、あるいは私を悩ます何で
あれ内の声がすごく大きくもなるのです。おそらくこの質問をしているのは私のエゴなのでしょうか?どうぞお助け下さい。」
話し終えた時、私は涙が顔を流れ落ちるのを感じた。しかし、その涙は悲しみの涙ではなく、解き放たれた涙であった。私は再び手放す用意ができていたが、今回は何を手放すのかを知らずにいた。
私が涙をコント
ロールできるようになった時に、アルクトゥルス人が進み出て私の存在と本当に一体化した。そして私は今度はむせび泣いた。それは悲しいからではなかった。
私が泣いていたのは、無条件の愛と喜びにあまりにも満たされていて、一生分の涙を流さずにはいられなかったのだ。
「我々の大切な同
胞よ、」アルクトゥルス人が私の意識に話しかけるのを聞いた。「アウェイ・チームにとって、この大転換期がいかに大変か、よくわかっていますよ。あなた方
の社会、世界、周波数は大変な困難に直面しています。『変革の声』がますます高まり、それが『恐怖の声』を増長することになっています。」
「分極した現実の中の無数の人生で、あなた方は一つの極端が他方の極端を招くことを学んできました。従って、あなたが究極の体験をしている時には、それが何故かうまくいかなくなるという恐怖を常に思い出してしまうのです。」
「うまく行ってい
ない小さな事は、あなたを失敗に備えさせようとするあなたの無意識が作り出しているのです。恐怖の目で見る時、あなたの人生はうまく行かなかったことや叶
わなかった夢で満ちています。しかし、その人生を愛の目で見ると、あなたが成し遂げた長期的成果に気づくでしょう。
「成し遂げた、と
言ったのは、それらの成果があなたのエゴの結果ではないからです。あなたは知ってか知らずにか、ずっと内なる導きに従って人生を歩んできているのです。そ
れゆえ、あなたは自身を飛ぶべきか古い世界で苦しむかの絶壁に置いているのです。飛ばなければならないという感覚はあなたが内なる声に従っているからで
す。」
「あなたの内なる声はあなたの三次元思考には理解できない課題を与えました。あなたが何者だったか、そして何者になったか、を振り返ってごらんなさい。あなたの成果にはあなたのハイヤーセルフ、つまり主に我々アルクトゥルス人による導きがあったことに気づくでしょう。」
「私のハイヤーセルフはアルクトゥルス人なの?」と思った。
この私の思いに答
えてアルクトゥルス人が言った。「親愛なるONEよ、思い出してほしい。あなたは我々の一部であることを。あなたもアルクトゥルス人であり、同時にプレア
デス人やその他多くの宇宙表現であるセルフなのです。どうやって、あの極度の恥ずかしがりでまるで自信のなかった子供が今のあなたになったのですか?自分
の内なる声を聞いたからでしょう。」
「人生の変容の瞬間はいつもそうですが、今、あなたは二つの声を聞いています。セルフの内なる声、そして怯えるエゴの内なる声。怯えるエゴはこう言っています。『やってみたりすると失敗するぞ。』」
「セルフの声はこう言います。『あなたは数えきれない回数失敗してきましたね。でも、失敗する度に立ち上がり、また挑戦し、何度も、何度も繰り返し、そしてついには成功するのです。』」
「セルフを見限らなかったあなたが、どれほど勇敢であるかわかっていますか?失敗は成功の一部であることに気付いていますか?失敗するたびに得るものがあるのです。つまり、セルフの言うことを聞けば学びがあるのです。」
「失敗は終了ではありません。失敗は、今立ち向かうべき新たな課題の開始なのです。」
「前にはできな
かったことに取り組もうとしていること自体、あなたがいかに勇敢になったかを証明しているのです。思い出してください、あなたは常にセルフに助けを求めて
きました。たとえナイトボディの時にだけ求めていたので思い出せないとしても、あなたは常に私たちの助けを求めていたのです。」
「あなたのNOWに起こっているのは、高い周波数の現実への変容です。三次元脳は多次元マインドについていけません。かつては疑いの中に隠されていた概念が白日のもとに現れ出て、疑いの島を光のハイウェイにつなぐ橋を造っているのです。」
「このハイウェイの光は眩しすぎて人間の知覚にはとらえられません。自分の疑いの中に隠された真実を開けるためのカギを探すには、疑いに突入しなければなりません。あなたとジェイソンは、地・風・火・水の四大元素と共感する時にこの内なる真実を発見するでしょう。」
「地・風・火・水と共感すると、あなた方の内部の四大元素が外部の四大元素と同調を起こします。あなたも、全ての生物も物理的原子でできていますが、その原子は実はエネルギーの渦で、それぞれが固有のシグネチャ周波数を放射しています。」
「物理的原子はそ
れぞれ独自のシグネチャ周波数で絶えず回転と振動をしているエネルギーの渦でできていることがあなた方の量子力学者により発見されています。もし原子を顕
微鏡で観察できたなら、小さくて目に見えない竜巻のような渦があり、そこにはクォークとフォトンとよばれるいくつもの極限的に小さなエネルギーの渦が伴っ
ているのが見えるでしょう。全ての原子はこの不可視のエネルギーでできており、実体のある物ではないのです。」
「人間がリアルだというものはすべて三次元科学が『リアルでない』とみなしているものでできているのですよ。物理的物質は実は全く物質的ではないのです。実際、物質と意識は混交しています。原子を最も微細なレベルで観察すると原子の動きが変わってしまうのです。」
「高次元から見ると、非物理特性が宇宙を支配し、意識があなた方の現実の『物理的』構造に重要な役割を果たしていることは明白です。ですから、あなたが意識のシグネチャ周波数を発信することで、周りのあらゆる要素のシグネチャ周波数に影響を与えるのです。」
「シグネチャ周波数は意識の状態によって決まることも忘れないで下さい。もしあなたが恐怖に満ちた意識状態で低い周波数にとらわれていたならば、あなたのシグネチャ周波数も知覚も、その現実の低い周波数に同調してしまうでしょう。」
「あらゆる物質
は、意識の影響を容易に受けるエネルギーフィールドでできているので、あなた自身の物理的物質はあなたの内部や周辺の四大元素のシグネチャ周波数の影響を
受けるのです。ですから、美しい花、すばらしい夕焼け、澄み渡った空などが意識を拡張するように、暗いコンクリート、人間のゴミ、汚れた空などは意識を低
下させます。」
「あなたは物理的現実に繰り返し影響を与え続けており、また物理的現実も常にあなたに影響を与えています。だから、多くの意識上昇している人の多くが、混雑した汚染されたコンクリートの都会を離れて、町の喧騒をしのぐ自然の声を聞ける田舎に移っているのです。」
「あなたの意識は、いろいろな状態を行ったり来たりしているので、あなたの原子もすべてその集束エネルギーの渦を通じて異なる周波数を行ったり来たりしており、同時にあなたも無数の次元間移動で行ったり来たりしているのです。」
「三次元脳は時に
しばられているので、そういった無数の移動に気付いてはいません。あなたが身体性から外に出る時には時間を超えた現実に入っていくのです。あなたの3D脳
はそういった事を理解できないので、ただ無視するだけです。しかし、あなたの意識が多次元マインドを受け入れるほどに拡大すると、実際に別の場所に行って
いることに気付き始めるでしょう。」
「しかし、あなた
は別の「場所」に行ったのではない。「時間を超えた周波数」に行くのです。あなたが5次元要素の時間を超越した周波数に同調すると、あなたの3D脳はあな
たが一瞬時間から離れたことを認識し始めます。身体脳は三次元の知覚や経験を処理することしかできないので、思い出せることはせいぜいそのくらいなので
す。」
「あなたが戻って来た時、いなくなって一、二秒前か後ですが、あなたが関係を持てた5次元要素が、体内の5次元要素に次元間旅行をしたことを思い起こさせるのです。」
「5次元要素との関係を深めるためには、まず三次元の要素である物理的な、地・風・火・水と溶け合うことです。そしてさらに要素と、従って四大要素と溶け合うためには、不可視の要素であるエーテルを探すのです。」
「物理的世界でもあたりのエーテルの中には多くの4次元ポータルがあり、それは4/5次元の地の精ノーム、空気の精シルフ、火の精サラマンダー、水の精ウンディーネが住む、フェアリーの領域に通じています。」
「子供は想像の世
界でフェアリーやノーム、シルフ、サラマンダー、ウンディーネとよく遊ぶことができます。子供たちはまだ想像力を忘れてはいないので、高周波数の現実へと
意識を拡大することができるのです。想像力という光のハイウェイを通じて、彼らの三次元の身体頭脳と多次元マインドの間のポータルを開くことによってで
す。」
「人は『大人』に
なると、暮らしていくために仕事に励まなければならなくなり、それまで常に知っていたことを忘れてしまうのです。しかし幸運なことに、四大元素との親しい
関係ができていると、それらがあなたの多次元マインドを5次元要素セルフの現実へと導いてくれるのです。」
「ガイアが生命を
持つ存在で、あなたもその一部であるとわかるのは、5次元要素世界との関係を通じてなのです。この経験はちょうど、あなたのつま先が自分は足の一部であ
る、そして、それは脚の一部である、またそれは体の一部である、という風に次々と理解していくのに似ています。」
「人間/地球のア
センションにとって最も大きな弊害は、自分と現実は別物だという幻想です。レムリア人の子孫とそのまた子孫は全て、つまり『ネイティブの人々』は、人と地
球はONE一つのものであることを知っています。彼らは、思考が現実に影響を与えることを知っており、四大要素と密な関係を結んでいるのです。」
「レムリアの祝祭
に参加した個人やカップル、小グループにはそれぞれレムリア人の付き添いがいるのは、そういった理由からです。それぞれのレムリア人の友が、かつては常に
知っていた事を思い出すための手助けをしてくれます。あなたもお気づきのように、あなたとジェイソンにはランターンが付き添います。」
「ONEの中にいなさい。意識の周波数をできるだけ高く保ち、人生が花開いてゆくのにまかせなさい。あなたの現実の創造者はあなたです。だから、あなたの人生のパイロットをセルフの最高の周波数に託しなさい。」
「意識の周波数が高いほど、創造の周波数も高くなります。それから、意識と創造が愛に満ちONEとつながるにために忘れてはならないこと、それは、常にあらゆる恐怖をも無条件の愛で祝福する、ということです。」
***
これらの最後の言葉と共に、アルクトゥルス人は私の前から消えたが、心の中からは消えなかった。私は、今の会話を全部忘れずにジェイソンに伝えられるかしら、と思いながらキッチンのドアを見た。
そこにジェイソンがいて、私を見ていたのだ。彼のあふれるような愛を感じて私の心ははちきれんばかりだった。彼は小さなキッチンを素早く渡って来て、私を強く抱いて囁いた。「全部聞いたよ!」
翻訳:Sumile