バーバラ・マーシニアックの講義の続きもやっときますかね。
自分で考えて行動し始めるとき、物事は変わり始める
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あなた方の歴史について語る私たちの話を読みながら、私たちの話が現在や過去へとあちこち飛び移ることに気づいたかもしれません。あなた方は順番がバラバラだと思っているでしょうが、なぜ私たちがこのように話を進めるかといえば、あなた方の歴史を直線的に捉えさせないためなのです。
20世紀後期の地球では、「サイファクター」とあなた方が呼ぶ超能力現象が再び注目されるようになりました。こうした現象はキリスト教以外の世界においては一般的なことであり、まさに魔女、悪魔とされた人々が霊的世界あるいはエーテル次元として認識していたことです。そうした中で、自分たちの神こそ本当の神だとして、そのバージョンを売りつけることで組織化し、それを拡大するのが宗教団体の指導者たちです。
キリスト教会はこうしたサイキックパワーを悪魔の仕業と決め付けてきました。
なぜなら自分たち以外の人間にこうした力を使わせたり、手に入れさせたくなかったからです。そして人々はそうした弾圧に恐怖を感じながらも、自分の外にある権力に頼り、長い時間を費やしてきました。つまり彼らは自ら考えるという行為だけでなく、常識といったものも放棄してきたのです。このようなことはすべて、あなた方の血統に受け継がれています。
人類は、紀元前4000年頃に1人のヘブライ人の神によって創造されたという記録は、あなた方が知る「聖書」やその外にも多く存在して伝えられています。しかし実際にはこれより遥かに遠い昔、あなた方の祖先の親ともいうべきあなた方の創造主である宇宙の神々は、さまざまなところからやって来てここ地球を訪問していたのです。
そうした人々の種族や血族に関する理念は、これまで受け継がれ、伝授されながら、時間を越えて今日までずっと残っています。その形跡は北アメリカや南アメリカ、オーストラリア、インドネシア、ヨーロッパ、さらにはアフリカ全土にわたっています。あなた方の惑星のさまざまなこうした場所に、今日でも彼らの形跡が新たに発見されているのです。
これまでにも大陸は大きく変容し、時代の流れとともに移動もしてきました。
こうした変化をあなた方は、ゆっくりと起きた変化であると信じていますが、実際には地球は地理学的とともにエネルギー的にも、常に一緒に変化してきたのです。こうした理論を、あなた方の科学も最近になって認めるようになりました。つまり以前の考え方のような、地球のシフトは除々に起きたという説はなくなろうとしています。しかしそうであるとしても、地球のこのような変化をはっきりと理解できるような人はまだいないのが現状です。なぜならあなた方人間はほとんどの場合、「公式」とされた「彼らの準備した真実」を選択してしまうからです。
あなた方の知覚は変化というものを、除々に起きたものと捉える傾向があります。
しかし実際にはあなた方の祖先は、突然のショックに伴い、大きな苦難をもたらす瞬間的な変化についてよく知っていました。つまり予測できない不慮の出来事が起きるということを、彼らは知っていたのです。
あなた方の遠い祖先たちは、あなた方よりもずっと幅広い脳の使い方をしており、右脳と左脳を今のあなた方よりももっとバランスよく使っていました。しかしこの数千年の間に人間は、右脳である直観的な脳をほとんど使わなくなりました。この傾向は特に西洋文明において著しく、こうした西洋文明の影響が世界中に広がった結果、現在あなた方の地球には西洋文明が巨大帝国として存在しています。
このようにして、人間的な常識や生命や存在の意義などから切り離された、左脳思考が広がることになりました。その西洋世界には謎の家系や秘密組織などが存在し、偽りやごまかし、それに巧妙なコントロールなどで満ちています。なぜそうなったかといえば、あなた方がバランスを失った結果、自らの力のコントロールを失い、影響されるがままに委ねてしまったからです。
こうした不調和はさまざまな面に影響を与え、放射性炭素式年代測定法をはじめ、あなた方の時間の測定方法はかなり狂うことになりました。それはあなた方は次のような要因を計算に入れないからです。たとえば、ほとんどの場合エネルギーというものは時間とともに変化し、移動するということや、時間というものは静止することなく、永遠に流れ続けている川のようなものだということです。時間は継続的でありながらも、また変化しながらそれ自身の完全性を保ち続けているのです。
人間は意志力と思考力によって力を駆使する方法を学ばなければならない
考えてみてほしいのですが、川に流れ込む1滴の水の完全性をあなたは理解することができますか? 雨などが混ざり、水は合流する性質を持っていますが、もしそれが全体の一部であるならば、その1滴は川の水に合流することにより、どこにでも行くことができるのでしょうか? 1滴であれその一部にすべてが蓄えられていることを理解してもらうために、あなた方の想像力に柔軟性を持たせてほしいのです。
ある生命体を想像してください。その生命には素晴らしい知性があり、生き生きとして、しかもすべてにおいて同時に存在することのできるこの生命体は、非常に純粋な本質を持ち、それがすべての側面に反映されています。この生命は好奇心と従順さの波動に満ちており、そのユニークな特徴のゆえにどんなものにも同化することができるので、どのような形態にも成り得ます。(そうした根源的知的エネルギーがこの空間を埋め尽くしているのです)
そうなのです、あなた方人間は実はこの根源的エネルギーとともに、踊る方法を学ばなければならないのです。あなた方の世界のある映画(スターウォーズ)に登場する預言者ヨーダは、その生きものをフォース・力と呼びました。このフォース(エネルギー)は実際に生きている存在であり、知性を持っています。それは慈悲に富み、あなた方に力を与えるような親切で深い愛情を持ち、あなた方が想像し得る限り、もっとも穏やかな存在であると言えます
しかしその存在は(どんなものにも同化する特徴のゆえに)、一転して劇的に凶暴にもなれます。それだけでなく強制的に働きかける闇にも、悪にすらなれるのです。力というエネルギー体にはこういったすべての側面が含まれているのです。あなた方はすべてを、ただ善から生まれた存在たちによる、完璧な黄金時代というようなものを心に思い描き、期待します。
悪は捕まえて叩き潰し、殺してしまえばいいのか?
しかしすべては知性を持つエネルギー体という力の顕れであり、その誤用が、癒される必要のある闇の時間を生み出したのです。つまり、そうしたエネルギーの誤用によって闇の時間を生み出したのが彼らであったとしても、この地球での経験によって変容する必要がある彼らにも、知性を持つエネルギーは取り上げられてコントロールされてはならず、彼らにも等しく与えられるべきなのです。
しかしあなた方は一般的に、悪は捕まえて踏みにじり、叩き潰して、殺してしまえなどと、まるで虫けらを殺すように考える破壊的な人々が大勢います。ただ悪いという理由で、人間の命を奪うのが当然というあなた方の習慣は、結果的にあなた方の存在を揺るがすところへ追い込むことになります。なぜならそうした考え方が戦争を引き起こし、自分たちだけが生き残ることを求めるからです。そしてこうした考え方が、他人の考え方や理念というものを常に弾圧し、それらの活動があなた方の存在の中心的基盤となっています。
今日のあなた方は、自分以外の人間との違いを尊重することを学び、他人が誠実に抱いている霊性を敬うことを学ばねばなりません。1滴の雨のしずくが川を認識するように、自分自身の内なる力を認識し、自らの個性を高めることによってそれを学ぶことができます。こうしてあなた自身が内に秘めている超能力の力を発見する方法を学んでいくにつれて、テレパシー能力とともにあなたに訪れる「連帯感」が感じられるようになるでしょう。こうしたテレパシーは、宇宙から(ETである)神々が人間と意思疎通をするために常に使ってきた手段でした。
しかし魚座時代においては、公式にキリスト教会により、神は人間の目にはもはや見えなくなり、神があなた方とテレパシーで意思疎通をとるようなことはもはやないとされました。(公式発表にそむくと罪になることから)もしあなた方がそれを否定するならば、火あぶりにされるか牢獄に閉じ込められたのです。そしてテレパシー能力は、あなた方の遺伝子に隠れている危険な能力だと見なされたことから、そうした人々の持つ遺伝は断ち切られることになりました。
自分にできる最善を尽くし、愛に生きることで神々(ET)と同等に生きる
しかしそれでもあなた方の遠い祖先たちは、別時間に入るためにテレパシーを使い、体外離脱の旅によって離れた遠い場所から、現在や過去を、さらに未来まで同時に見ることができました。彼らは時間の川を旅し、音の持つ力を理解し、自らの心の持つ力を知り、神々と話すことができたのです。しかし(ETである神々にも崇拝されることを求める者たちがいることから)、そのトリックにかかった人間たちはやがて自らの力を譲り渡し、神々と同等という立場を見出すことよりも、むしろ神々を崇拝するという隷属に陥るようになりました。
「神々と同等という私たちの立場とは、いったいどのようなものなのだろう?」とあなた方は自問するでしょう。「いったいどうすれば神々と同等になれるのか?」と。そのためにはテレパシーなどの超能力を開発する必要があるのか? という疑問もあるはずです。
しかし実は、答えはそんなことよりも遥かに簡単なことなのです。
あなたのするべき仕事は、ただ自分にできる限りの最善を尽くし、愛の波動を発することによって互いにつながり合うことなのです。友を愛し、隣人を愛し、そして自分自身を愛することなのです。自分自身を高め、さらにあなたの今いる環境において平和に生きることです。こうして生きること自体が、実は偉大な仕事であり、あなた方の祖先のほとんどは実はそこまで達成できなかったのです。
あなた方は周囲のさまざまな周波数を吸収するというよりも、むしろ自らの周波数を周囲に放つという行為を始めることで、すべてが変容していきます。あなた方「光の家族」にすでに刻印されているものから、あるいはすでにあるものからの青写真を受け継ぐことで、あなた方自身の意図を宇宙へ向けて刻印し始めることなのです。
そして左脳と右脳、女性性と男性性という、あなた方の中にあるエネルギーのバランスを取るという側面の成長を促してください。あなた方の生命力という力をフルに使い、祖先たちの素質のすべてがあなた方の中に保たれていることを思い巡らせながら、そういった知識とともに前進してください。
魚座時代の以前には、古代のあなた方の祖先たちは天体の動きとともに生き、天からの恵みとして与えられたさまざまなチャンスを感謝しました。そして当時、地球に暮らす人間たちよりも遥かに優れた知的な宇宙からの存在たちが、地球を定期的に訪れていたことも彼らは知っていました。あなた方は常に彼らから観察されながら、維持されてきたのです。
彼らは時間といういくつかの流れの中に、暦(こよみ)を通して存在する方法を知っていました。それであなた方のほとんどは、彼らによってつくられた400年足らず前に設定された、グレゴリオ暦に従って時間を刻んでいます。それらは当時の西洋世界でつくられたもので、ローマ法王などの宗教的権力者たちが時間を調節し、ほとんどの休日や春分や秋分、夏至や冬至を決めました。
このようにしてサイクル的な時間の目印は、今日のあなた方を導くために、彼らの定めた「神の使い」としてのキリスト教の存在とともに、これまであったすべてのものを除々に書き換えていったのです。
FAMILY OF LIGHT Pleiadian Tales and Lessons in Living
『プレアデス 光の家族』 バーバラ・マーシニアック著 抜粋
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自分で考えて行動し始めるとき、物事は変わり始める
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