今日も定番巡回サイトの更新は多いですが、日月神示関係ですが、光文書さんからですかね。
光文書(ヒカリモンジョ) Vol.430まだ見ぬ思想家たちへ
http://www.godbrain.com/P0
これからの日本で、地球のための思想家が生まれることを、天は求めています。私がお伝えしている精神学は、その準備なのです。私に伝達されている情報でいうなら、神秘的な体験や精神界の情報によらずに、このクニの近代の思想に大きな影響を与えた人物の会沢正志斎と、本居宣長を超えて、融合させるような日本思想家がこれから出てくることになっています。
すこし調べていただければ、フランス革命のもとたる思想を生み出したルソーという人物の人間性はどうであったのか。あるいは、資本論を書いて、この世界にイデオロギーによる人造国家をつくり出す準備をしたマルクスが、ドイツではなくロンドンで、どのような生活をしていたのか。
人間的に、あるいは精神的に、何らかの欠陥をかかえている人間が頭の中でつくり出した一世代限りの人知の体系は、それを人間世界に反映しようとすると、その人間の持つ深い闇の部分も現実化してしまうのです。
いま、この世界を支配している資本主義というものも、その出発点と目的をよく調べれば、その発展が決して人間を幸せにするものでないことがわかるはずなのです。いまある、西欧型、またはアメリカ型の民主主義というものの限界がそこにあります。このクニが、いま、直面しているグローバリズムとテロリズムの世界というものは、ある意味で、グローバル・エリートと称されるひと握りの人間の支配を完成させる一段階に過ぎません。
これを克服するには、そのグローバル・エリートたちが信奉している価値観とは立脚点の違う、地球規模の思想の提示が必要なのです。
そのときに必要なのは、会沢正志斎や本居宣長がよりどころとした、このクニを神州とする出発点ではなく、このクニの神話が目指している国体は、いまだ未完成の、いわばシラスクニ民主主義であるという立場なのです。
この世界のどこにも、理想的な統治体系はありませんね、しかし、このクニは神話の時代から、それを目指してきました、という普通の日本人が持っている国体観といってもいいのでしょう。
戦後70年という言葉と、国体という言葉は、ある意味でセットです。
敗戦に到る国体観のもとは、明治憲法によってこの世に生み出されましたが、精神界は、それを誤ったイワト開きだとしています。開く扉を間違えると、そこからは、その扉にふさわしい精神界のデータしか出てこないのです。このことがわかると、明治維新の前後に、このクニにあらわれた黒住や金光、天理や大本という宗教の開祖たちが伝達してきたデータが、どこかに問題をかかえ、その教えによってこのクニが救われることがなかったという歴史の意味の重大さも理解できるはずです。
私は、21世紀に先立ち、これからこのクニではじまるのは明治維新よりも、はるかに時間のかかる日本の再出発であると、いってきました。同時に、それは、ハリウッド映画のスターウォーズよりも、もっと面白い、物語なのだとも伝えてきました。
人間の頭の中から出てくるコンテンツというものは、その人間の精神性のもとたるたましいに書き込まれたデータの範囲内のものでしかないのです。いま一神教に由来する宗教文化圏で生まれ、教育され、生きている人間の脳からは、その入力に合わせた出力しか出ません。これに対して、日本語脳の領域では、精神学がお伝えしている浄化と上昇のプログラムを活用することによって、上層の精神的エネルギーの場にある人間のたましいの次のプログラムの情報にアクセスできる時代が、はじまっているのです。いままでの人間の脳内で、できなかったことが、これから可能になるといえばいいのでしょう。そこに、ほんとうの創造性があります。
ほんとうの創造主たるものは、他者が持つものを奪う必要も、他者を妬む必要もないことに気づけば、この世は何のためにあるのかもわかるのです。