イエス：完全に意識した生き方は皆さんの運命であり、それを回避することはできない。　

永遠の眠りは不可能であるという理由のため、人類は目覚めを回避することはできません！

皆さんが眠りに就いている時、皆さんはただ夢見ることができるだけであり、そしてその幻影は人類の集団的な夢であり、皆さんはその夢から目覚める過程の中にいます。

実際に、皆さんにとって明らかでなければならないように、また眠りは幻影のひとつの側面です。

真の現実性の中では、眠ることは完全に不要であり、その要求もありません。

何故なら真の現実性の中で皆さんは絶えず活力に溢れ、完全に生きていて、そして驚くべき神と神の創造に完全に没頭しているからです。

眠りは、皆さんが何も経験しない時に皆さんが時間の経過を経験することができるように、皆さんがそれに加えた、幻影のひとつの側面です。

そしてもしも皆さんが夢を見ないなら、その結果皆さんは皆さんが目覚める時に一切の記憶がありません。

それは本当にひとつのとても奇妙な概念です。

そう言いたければ、それは仮想的な死です。

しかしその一方で、死は皆さんの運命ではありません。

完全に意識的な生き方が皆さんの運命であり、そしてそれは回避することができません。

幻影の中で皆さんが経験するように見える死、身体の死もまた、言うまでもなく幻影です。

その通り、その場合には、皆さんは永遠に皆さんの身体を横たえますが、しかしそれは、絶対にひとつの終りではありません。

それはひとつの部分的な、あるいは完全な目覚めであり、皆さんがさらに深いひとつの人間転生を経験することを決意するかどうかに左右されます。

この意志決定は、皆さんがどちらを選択するかどうかにかわらわず、皆さんの数々の要求と必要性を最も良く認識する皆さんのさらに高い自己や皆さんの指導霊達の支援を受けて行われるものであり、それはいつも最も歓びに溢れた意志決定であり、計り知れない熱狂で行われます！

しかしながらひとりの人間として人生を選択することは、皆さんがそれを何度も行いますが、いつも愛のためのひとつの選択であり、また人間の人生の経験を選択した他の人々を学び、教え、支援するための選択です。

そして皆さんは、皆さんがどのような種類の人生を送る選択をするにしても、その経験からいつも霊的に学び、成長します。

幻影の中の人生は虚偽であり、ひとつのゲームですが、しかし皆さんは数々のゲームから学びます。

人間はゲームを演じることによって最も良く学びます。

そして皆さんの数々の精神的な研究は、子供達の研究によって、既にこれを証明しています。

あらゆる文化の学校の中で頻繁に試みられている強制的な学習は、遊びを通した学習よりも遥かに効果が少なく、そしてこの認識は成長を続け、この知識が広がるにつれて、学校の中でより多く遊びを志向した履修課程につながっています。

軍部は遠い昔にそれを学んでいて、従って戦争ごっこです！

そして、皆さんの人生の環境がどのようなものであっても、それは皆さんが学ぶことを望んだ数々の課題のために皆さんが選択したものであることを、忘れないでください。

今まで誰ひとりとして、不公平で不当な人間の人生の状況に投げ捨てられたものはいません。

皆さんが経験するあらゆる物事は、たとえそれが皆さんの正常な精神の中で、皆さんがかつてそのようなひとつの選択をしたことがあり得ないように見えるとしても、ひとつの結果として皆さんが行った自由意志のひとつの選択に属するものです。

皆さんが幻影の中の人生を経験し続けている間、それに取り掛かる最も満足できて有益な方法、関係するあらゆる人々にとって従うべき最良の道筋は、その時点でそれがどれほど直観と相容れないように見える可能性があるとしても、期待を持たずにいつも愛に溢れて対応することです。

それは人類にとって主要な課題であり、そして数多くの皆さんが、皆さんの日々の生活の中でそれを実証することによって、それを教え続けています。

そしてそのために、皆さんは永遠に称賛されます。

攻撃と防御は、対応する数々の対象と出会う結果になり、対立の波に通じます。

その一方で、愛は荒波の上の潤滑油として、それを静め、和らげます。

最終的には、あらゆる人が、これを学ぶことになるでしょう。

皆さんが決然とそして固い決意で家路に向かって前進する時、皆さんが受け取り続ける支援と援助は、増え続けます。

何故なら皆さんは、何度も何度も繰り返しながら、それを求めることを思い出しているからです。

もしも皆さんが求めなければ、幻影が今まで皆さんをその中に包み込んできた、その数々の限界が皆さんを物忘れの中に水没させて、物質的にあるいはまさに皆さんの精神の中で、皆さんの周りで続いている狭量な議論や意見の相違の中に皆さんを引き摺り込み、そして皆さんの目的から皆さんの気を逸らします。

そのため皆さんは、求め続けることが必要です。

皆さんは、皆さんが夢中な時には愛に溢れた状態は要領を得ないものであると感じている皆さん自身に気付きます。

そのため皆さんは、皆さんが気を散らされている時を認識します。

何故なら、それは皆さんにとって、皆さんが愛のない態度という海の中にいるように思えるからです。

皆さんは、皆さんの確信を維持し、もう一度愛の道筋を引き受けるために支援が必要であり、そして皆さんがそう求めれば、皆さんはその支援を受け取り、そして皆さんの霊は引き上げられます。

そしてもう一度愛に溢れる状態になりながら、皆さんは、皆さんはひとりではないこと、周りにはまた愛に溢れ続けている他の人々が存在することを、皆さんは気付きます。

愛は決して孤立していません！

皆さんは絶えず神聖なる愛の領域の中に包み込まれています。

何故なら、それはその中に神と神の創造のすべてが永遠に存在する無限の領域になるからです。

すべては神聖なる調和の取れた完全性の中ではひとつであり、そのため孤立した状態になることは不可能です。

しかしその一方で、その中で人間が人生を経験する幻影的な環境は、神から分離したひとつの仮想的な状態であり、それはその虚偽の状態を経験することを試みるために、無邪気に築き上げられたものです。

皆さんは、幻影は現実であり、しかも皆さんはすべて、今後皆さんの幸せを確保する不可欠ながら限定された資源のためにお互いに競い合っているバラバラの個人だ、ということを皆さん自身にとても上手に納得させることに成功してきました。

そして皆さんは、神から分離されている者として、従ってお互いに分離している者として皆さん自身を理解することを選択したため、皆さんはまさに孤立していると感じ、さらには見捨てられている、そして絶え間ない絶滅の危機に瀕している、と感じます。

それは皆さんが経験することを選択した身の毛のよだつ悪夢ですが、しかしそれは続くことはなく、そして皆さんの目覚めは神の力で保証されています。

皆さんの気持ちが沈み、孤独で、行き詰って、希望が持てない時はいつでも、ひとりになる時間を創って、霊の数々の領域の中の存在達からの支援を求めてください。

その存在達のひとつの目的は、皆さんを包み込む愛を皆さんに感じさせる支援をすることです。

その時、条件を設けることなく... ただ皆さんのこころを開いて愛になることを意図して、皆さん自身または他の人々ために愛に溢れる何かを考え、話しまたは行ってください。

それが皆さんの姿であり、そして断定的な判断または制限を設けることなく、それを共有してください。

それを行うことは、信じ難い程自由になります。

そしてそれを行っている間、皆さんが今まで傷付けられ気分を害されたと考えている誰に対しても完全なそして徹底的な許しを表そうと意図してください。

そしてこの対象には、皆さん自身も含まれています。

数多くの皆さんが、皆さん自身を極めて苛酷に判断し、そしてその結果、皆さんが比較すると皆さん自身を悪いと感じないで済むことができる誰かを探し求めます。

それは、正気の沙汰ではありません！

皆さんは、ひとつの悪夢の中で迷子になっている完璧で神聖なる存在であり、その状態は終焉を迎えようとしています。

そして皆さんは、皆さんの永遠の歓びのために皆さんがその中で創り出された完璧なその真実と美を明らかにしようとしています。